この記事では、ドラッグストアで気軽に買える「オロナイン軟膏」と「鼻パック」を合わせて効果を発揮する「オロナインパック」のレビューをしています。










この記事でわかること
- オロナインパックの正しいやり方
- レビュー画像で明らかな効果を見れる
- オロナイン軟膏の効果&成分の特徴
- 鼻パックの注意点&危険性
- その後の保湿ケアのコツ



鼻の黒ずみ・角栓・鼻ニキビ・イチゴ鼻などなど、人目が気になっているメンズ必見の内容になっています。ぜひ参考にしてみてください!



鼻をオロナインパックする時の正しいやり方
オロナインパックの手順を簡単に説明すると「オロナインを塗ってから鼻パックをする」だけです。
ただ、正しいやり方のポイントを抑えておかないと思ったような効果を得られませんし、思わぬ肌荒れにつながってしまうので以下の手順を参考にしてください。



オロナインパックの方法・手順
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1ぬるま湯で顔を洗う
まずは、顔の汚れを落とします。同時に毛穴を広げるためにもぬるま湯で洗顔します。
洗顔後はタオルで拭いて水気をなくします。洗顔後に蒸しタオルを顔に乗せるのもおすすめ!
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2鼻にオロナインを塗る
鼻にオロナイン軟膏を塗ります。厚さは1mmくらい。
「オロナインあり」と「なし」をレビューしたいので、今回は鼻の半分だけに塗ってます。
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3そのまま10分間放置
鼻にオロナインを塗った状態で10分間待機。ただひたすら、待機。
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4オロナインを洗い流す
鼻のオロナインをきれいに洗い流す。少量の洗顔料で鼻だけサッと洗うのがおすすめ。
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5毛穴パックを張る
水を鼻に塗ってから、毛穴パックを貼り付けます。あらかじめ鼻パックの正しい手順を把握しておくべし!
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6毛穴パックを剥がす
使用する毛穴パックの使用目安時間を守ること!ただでさえも痛いので、時間厳守がおすすめ。






オロナインパックの効果をレビュー!【解析画像あり】



大塚製薬から販売されている歴史ある医薬品「オロナイン軟膏」と、花王メンズビオレシリーズの「毛穴すっきりパック」を使用しています。
いずれも、ドラッグストアで安く購入することができるのでオロナインパックを気軽に試すことができます。



オロナインを塗った方が毛穴の黒ずみ「角栓」に効果あり!
オロナインを塗らなかった箇所よりも、塗った方が取れた角栓の量は明らかに多かったです。



閲覧注意!
ちなみに、マイクロスコープで拡大撮影した画像がこちらです↓
ご覧の通り、毛穴に詰まっていた黒ずみの原因である角栓がごっそりと取れました。
オロナインを塗らなくてもある程度の量は取れます。
しかし、塗った方が角栓を除去する効果はあるのが事実でした。



肌測定カメラで撮影した画像を公開!黒ずみ・角栓が取れてる!
こちらでは、前述のマイクロスコープよりも高性能な「肌測定カメラ」で撮影した画像をご覧ください。
肌測定カメラで見えること
- 表皮(肌表面)の画像
- 真皮(肌表面から0.2mm深いところ)の画像
- UV(紫外線)を使って撮影した画像



オロナインを塗った箇所(オロナインパック)
画像を見てもらえれば分かりますが、明らかに黒ずみや毛穴に詰まった角栓が少なくなっているのが分かります。






オロナインを塗っていない箇所(普通に鼻パックしただけ)
この画像は、オロナインな塗らずに普通に鼻パックしただけの箇所を撮影したものです。
鼻パックの効果が全くなかったわけではありませんが、オロナインを塗った時の方が明らかに黒ずみ・角栓の量が少なくなっている印象です。
毛穴パックをする前にオロナインを塗るだけで、ここまで効果が違うのであればオロナインパックをやる意味は充分にあると感じました。
見た目の変化は?イチゴ鼻を完全に治すのはむずかしい?
マイクロスコープや肌測定カメラを使うと、明らかに黒ずみ・角栓が少なくなった実感は得られたのですが、上画像のようにイチゴ鼻が改善されたかと言われるとビミョ~。



ポイント
- ポツポツに見える黒い角栓が少なくなっている
- 中途半端に抜けた角栓が毛羽立っている気がする
- イチゴ鼻が100%改善するわけではない
とはいえ、前述の肌測定結果を見る限りでは黒ずみ・角栓が少なくはなっていたので、イチゴ鼻が軽減されていることに間違いはなさそうです。









オロナイン軟膏の成分・特徴
オロナインパックは肌に悪いという口コミをよく見かけるので、オロナイン軟膏についての特徴や成分を調べてみました。
当項目の参照元:大塚製薬
オロナインの特徴
- 防腐剤は使っていない
- ちゃんに使っても大丈夫
- 適切な使用なら妊婦でも問題なし
- 毎日使っても問題なし






効能・効果
にきび、吹出物、はたけ、軽い火傷、ひび、しもやけ、あかぎれ、きず(きりきず・すりきず)、軽度な水虫、たむし、いんきん、しらくも



主な有効成分
クロルヘキシジングルコン酸塩液(殺菌・消毒薬として広く用いられている成分)



その他すべての成分
ラウロマクロゴール、ポリソルベート80、硫酸Al/K、マクロゴール、グリセリン、オリブ油、ステアリルアルコール、サラシミツロウ、ワセリン、自己乳化型ステアリン酸グリセリル、香料、精製水
詳しい科学的な解説は割愛しますが、もともとオロナイン軟膏はにきびや吹出物などの肌トラブルに効果を発揮する第2類医薬品です。
そして、界面活性剤として配合されている成分などの働きにより、毛穴の角栓が柔らかくなり、鼻パックで取れやすい状態になります。



オロナインパックの注意点!鼻パックの頻度と間違った使い方が肌荒れの原因では?
オロナインの成分は安全性が高いということが分かりましたが、一方、鼻パックは肌にとって大丈夫なんでしょうか?



鼻パックを使う時の注意点
今回のレビューで使った鼻用の毛穴パックはメンズビオレの物でした。
パッケージに記載されている注意事項のうち、特に注意しなくてはならないのはコチラ↓
鼻パック使用時の厳守事項
- あらかじめ鼻を濡らす
- 使用頻度を守る
- 貼っている時間を守る
- 鼻ニキビがある時は使用しない
使用頻度は週に1回と明記されているので、イチゴ鼻が気になるからといって頻度を高めることはやめましょう。
また、季節によって湿度・温度が異なるため、貼っている時間にも差があります。
ちなみに、メンズビオレ「毛穴すっきりパック」の使用時間は、夏場で10~15分/春・秋・冬で5~10分です。
そして、意外に重要だと感じたのは、水で鼻を充分に濡らしてからパックを貼るということです。
10分間貼っているうちに鼻パックが固まりすぎて、剥がす時に肌が強く引っ張られる痛みを感じます。



鼻ニキビがある時にパックをするのはマジでダメ!
オロナインパックで気にしなければならないのは「ニキビ」の有無です。
オロナイン軟膏はニキビへの効能・効果があります。
しかし、毛穴パックはニキビがある時に使うのは厳禁です。
ただでさえもニキビは痛みに敏感になっている状態なので、むりに鼻パックをしてしまうと悪化する危険性が大です。
ニキビにオロナイン軟膏を綿棒で塗って、完治してからオロナインパックすることを強くおすすめします。



鼻パックを使うと肌が乾燥する危険性あり
鼻パックを剥がす時は、とても強力な力で肌が引っ張られる痛みを感じます。



ただでさえもデリケートな顔の肌ですが、肌の厚さはわずか0.2mmしかありません。
鼻パック使用後は、肌内部の水分を外に逃がさないための肌の構造が壊れている危険性が考えられます。



鼻パックは、イチゴ鼻が酷くなったと感じた時の「最終手段的なアイテム」として考えてください。



鼻パック使用後は毛穴が開きっぱなし状態に
詰まっていた角栓が急に引っこ抜かれたことで、毛穴が開きっぱなし状態になってしまい、かえって毛穴の凹みが目立ってしまうと指摘する意見もあります。
毛穴を引き締める効果のある「収れん化粧水」などは一時的なものなので、即効性はあっても持続性に欠けます。
角栓や毛穴を目立たなくするのを長い目で考えたら、やはり日頃からの洗顔と保湿ケアを丁寧に行うほかありません。
抗酸化効果の高い化粧品で黒ずみ角栓を予防する
黒ずみを防ぐために効果的な成分は「ビタミンC」と「ビタミンE」が代表的です。
食生活でもビタミンCとEを意識して摂取することで、体の内部からキレイな肌を作り上げてくれます。



まとめ
オロナインパックの実践レビューはいかがだったでしょうか?
オロナインを塗ってから毛穴パックをすると、通常よりも多くの角栓が取れることが分かりましたね。
オロナイン軟膏に刺激は少なく安全性は高いのですが、毛穴パックの取り扱いに気を付ける必要がありました。
黒ずんだ角栓に悩んでいる人は、週1回の習慣にしてみてはいかがでしょうか?


