プチプラ化粧品の定番・ナチュリエの「ハトムギ保湿ジェル」を徹底レビューしてみました!
ハトムギ保湿ジェルは、基本的にはジェル状の美容液なのですが、化粧水あとの乳液代わりとしても使うことができます。(容器に記載あり)
ハトムギ保湿ジェルの保湿力をレビューしているだけではなく、注目すべき成分やニキビ・肌荒れなどに効果があるかなどの解説もしています。
この記事でわかること
- ハトムギ保湿ジェルの成分・特徴
- 保湿力検証のレビュー結果・解析データ
- ハトムギ保湿ジェルの正しい使い方
- ニキビ・肌荒れ・毛穴・美白などに効果があるか
- ハトムギ保湿ジェルの口コミ
- ハトムギ保湿ジェルの最安値はどこ?

ハトムギ保湿ジェルの成分や特徴を解説
レビューの前に、まずは簡単にハトムギ保湿ジェルの説明をしますね。
特に注目すべき配合成分は、商品名にもあるように「ハトムギエキス」です。
ハトムギエキスってなに?
ハトムギエキスは保湿や消炎の力が高い成分です。
ハトムギエキスの主成分にはさまざまなアミノ酸が含まれています。アミノ酸は肌の状態を整える作用があり、肌トラブルを防ぐ効果も期待される成分なのです。


参考:ナチュリエ公式サイト
参照:化粧品成分検定公式テキスト
ハトムギ保湿ジェルってピリピリする?
ハトムギ保湿ジェルは「無香料・無着色・低刺激性・アルコールフリー」をウリにしている肌にやさしい化粧品です。
アルコール成分も含まれていないので、スースーする清涼感やピリピリ痛むのが苦手な人でも安心して使えるのが嬉しいポイント。

注意
ハトムギ保湿ジェルはノンコメドジェニックテスト済み
ハトムギ保湿ジェルはノンコメドジェニックテスト済みなので、ニキビができやすくて悩んでいる脂性肌の人にはおすすめできる乳液です。



ノンコメドジェニックテスト済み製品
ニキビの原因になりにくいかどうかをテストした化粧品には「ノンコメドジェニックテスト済み」と記載されています。
ニキビに悩んでいる方は、この記載があるかどうかをチェックしてから化粧品を選ぶのもコツですよ。

ハトムギ保湿ジェルはベタつきにくい
上の画像を見てもらえば分かるように、ハトムギ保湿ジェルはベタつかないタイプであることが記載されています。
容器記載の「油分について」
- 油分を避けたいとき、乳液やクリームの代わりに
- ベタつきを避けたいボディにも
この説明を見ても分かるように、ハトムギ保湿ジェルの処方は油分が少なめだということが分かります。
余計な油分を与えるとニキビのもとになる可能性が高いので、ただでさえもオイリー肌の人にはハトムギ保湿ジェルはおすすめです。
また、男性が乳液を嫌う原因のひとつである「ベタつき」がイヤな人にもサッパリ仕上がりのハトムギ保湿ジェルはおすすめできます。

逆に、乾燥肌で悩んでいる人は油分が多めの乳液やクリーム、さらにはオイルでの保湿ケアが必要になってきます。
自分の肌タイプに合わせて上手に選んでください。


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ハトムギ保湿ジェルの成分一覧
アレルギーをお持ちの方は以下の成分一覧を参照してください。
全成分一覧
水、グリセリン、DPG、ジメチコン、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、トコフェリルリン酸Na、ハトムギエキス、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー、BG、PEG-12ジメチコン、水酸化Na、カルボマー、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ミリスチン酸オクチルドデシル、トコフェロール、メチルパラベン
ハトムギ保湿ジェルのレビュー!データ解説あり



当ブログでは、乳液の保湿力を測定する際には以下のルールで行っています。
当ブログの測定ルール
- 風呂上り直前に洗顔する
- ハトムギ化粧水を塗る
- 測定する乳液を塗る(今回はハトムギ保湿ジェル)
- 30分刻みで計5時間測定する
乳液だけの保湿力を知りたいので、化粧水は共通してハトムギ化粧水を使用しています。
比較対象「石鹸で洗顔&スキンケアなし」のデータ
ハトムギ保湿ジェルの保湿力を知るためにも、まずは比較対象として「手洗い用石鹸」で洗顔しただけのデータをご覧ください。
ちなみに、洗顔後の保湿ケアは一切していません。
肌の水分量と皮脂量(油分量)を美ルルという測定器で測っています↓
化粧水と乳液を塗っていませんが、風呂上りから3分後の1回目測定では水分量44%・皮脂量25%。かなり保水された良い状態の肌でした。
しかし、5時間も経過するころには肌の水分は最小限まで少なくなって17%に落ち込んでいるのが分かります。
その後も30分刻みで計5時間測定した場合の変化具合は以下のグラフの通りです。
風呂上りから30分後で一気に水分を失ったのが分かります。その後も徐々に水分は低減して、それを補うように皮脂が出たのが分かりますね。
手洗い石鹸での洗顔だけでは、肌へのダメージが酷いということが分かりました。







ハトムギ保湿ジェルの保湿力は?データ解析結果
つぎに「ハトムギエキス保湿ジェル」を使った場合の肌の保湿状態をご覧ください。

プチプラ乳液としては優秀!保湿力が高い
上画像のとおり、塗った直後から5時間経過時点でも肌状態は良く、プチプラ乳液の割には十分と言えるほどの保湿力を発揮しています。
水分量・皮脂量ともにバランスが取れていて、しっかりと潤っているのが分かります。
ちなみに、30分刻みで5時間測定したときの状態変化はこんな感じ↓
実際の使用感も肌がもっちりしていてイイ感じの状態を長時間キープしてくれています。
比較対象として測定した「石鹸洗顔のみ」と「ハトムギ保湿ジェル」の水分量に着目して比較した場合は、以下のようなグラフになります↓

ハトムギ保湿ジェルの保湿効果は一目瞭然です。
「プチプラ乳液にしては」という良い方は失礼ですが、ハトムギ保湿ジェルの保湿力は確かなものです。






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ハトムギ保湿ジェルのテクスチャーは水っぽい
本来、ハトムギ保湿ジェルはジェル状美容液という分類なので、一般的な乳液に比べて水っぽいテクスチャーです。
びちゃびちゃしたテクスチャーなので、肌にすんなりなじんで伸び広がる感じがします。
過剰な油分を避けたい人・ベタつきを避けたい人には本当におすすめですね。

ハトムギ保湿ジェルの「ベタベタ感」をレビュー
男性が嫌いがちな化粧品による「不快なベタつき」。
気になる方に少しでも参考にしてもらえるように、ハトムギ保湿ジェルのベタつき具合をレビューしようと思います。
ベタつき検証のルール
当ブログでは、ベタつき検証としてスパンコールを使用しています。乳液を付けた直後にベタついているのは当たり前ですので、30分経過時のベタつき具合をレビューしています。
「ベタつき検証ってなんだよ!?」と思った方は、検証の様子をMENS-GROWの運営理念でご覧いただけます。お暇であれば、ぜひご覧ください(笑)
ハトムギ保湿ジェルのベタつき検証の結果は以下のとおりです。
この画像だけでは伝わりきっていないと思いますが、ハトムギ保湿ジェルは「ほど良いしっとり感」であり、不快なベタつきを感じることはありませんでした。
この程度のしっとり感であれば、ベタつきが苦手な人でも気にならないくらいだと感じています。

ちなみに、先ほど話題に出た「極潤ヒアルロン乳液」は、もう少しスパンコールの量が多かったです。
そう考えると、極潤ヒアルロン乳液よりはハトムギ保湿ジェルの方がサラサラしているということになりますね。

余談ですが、石鹸洗顔のみでのベタつき検証の結果はスパンコール1枚だけでした。乾燥しすぎて怖いくらい…。

ハトムギ保湿ジェルの正しい使い方
ハトムギ保湿ジェルは基本的に美容液なので、本来であればプラスアルファのスキンケアとして使う化粧品ですが、乳液としても使える万能化粧品です。
ここでは、ハトムギ保湿ジェルの正しい使い方・順番や、応用的な使い方をご紹介しますね。
ハトムギ保湿ジェルを塗る順番
ハトムギ保湿ジェルを美容液として使う場合の正しい順番は以下のとおりです。
美容液としての正しい順番
- 化粧水を塗る
- ハトムギ保湿ジェルを塗る
- 乳液を塗る
乾燥肌で悩んでいる人はハトムギ保湿ジェルを塗ったあと、さらに乳液やクリームを塗って油分をプラスした方が良いです。
しかし、先ほどのレビューで分かったとおり、ハトムギ保湿ジェルには十分な保湿力があります。
脂性肌で悩んでいる人はプラスの乳液を使わなくても、ハトムギ保湿ジェルだけのスキンケアで十分な水分を補えて保湿できていますので覚えておいてください。
ハトムギ保湿ジェルでパックするやり方
ハトムギ保湿ジェルは、顔にたっぷりのせてジェルパックとしても使うことができます。
もちもちの肌であり続けるために、週に1回程度のスペシャルケアをしてみるのもアリですよ!
step
1たっぷり塗る
大さじ1~2杯の量を顔に塗る
step
2蒸しタオルを用意
タオルをレンジ500wで20~30秒くらい温める
step
3タオルを顔に乗せる
やけどに注意。タオルがぬるくなるまでリラックス~
step
4水で洗い流す
もったいないけど一旦オフ
step
5ぷるっぷる~
洗顔したから、いつもの保湿ケアを忘れずに
ハトムギ保湿ジェルで顔のマッサージ
ハトムギ保湿ジェルの滑らかさを使ってマッサージをすることも可能です。
顔の筋肉・表情筋をほぐしたり、リンパの滞りを解消することで美肌になるためのスキンケアもおすすめです!
step
1たっぷり塗る
こぼれ落ちない程度の量を塗って
step
2やさしくマッサージ
手の平・指でやさしく。くるくる回す感じで。

ハトムギ保湿ジェルの美容効果は?
記述内容の注意
ハトムギ保湿ジェルで肌荒れ改善
冒頭でも紹介したとおり、ハトムギ保湿ジェルにはハトムギエキスが配合されています。
ハトムギエキスは保湿や消炎の力が高い成分です。ハトムギエキスには、炎症などの荒れた肌を消炎する作用が期待されます。
ハトムギ保湿ジェルはニキビ予防に効果的?
ハトムギ保湿ジェルはノンコメドジェニックテスト済みなので、ニキビの出来にくい化粧品であることは間違いありません。

しかし、すでに出来ているニキビを改善する作用があるかどうかは別の話です。

毛穴の悩みや美白に効果はある?
ハトムギ保湿ジェルに毛穴を目立たなくするような直接的な効果は期待されません。美白に関しても同様です。
ハトムギ保湿ジェルで健やかな肌を手になり、肌の状態が改善された結果として毛穴や美白に変化があるというケースは考えられますが、直接的な過剰な効果の期待は禁物です。

ハトムギ保湿ジェルでアトピー改善の情報はなし
ハトムギ保湿ジェルは薬用ではなく一般化粧品であるため、アトピーなどの肌症状に特別な効果があるとは思えません。
美容以外での効果を期待している方は、皮膚科のお医者さんに問合せてみてください。
ハトムギ保湿ジェルの口コミ
ハトムギ保湿ジェルのアットコスメ評価
アットコスメでの評価は「7点満点中4.8点」
アットコスメでの良い口コミ
さっぱりしていてベタつきが苦手な私にピッタリでした!!そのうえ、潤いも感じられるのでリピ確定です☆

肌の水分が少なく皮脂が気になる方にはおすすめです(^^)!個人差はあるかと思いますが、私は午後になっても以前使用していたスキンケア品よりも皮脂が出にくくなりました。

初めてジェルタイプを使いました。これからの時期は冷蔵庫に冷やしてお風呂上がりにクールダウン。毛穴がきゅっと引き締まる感じがたまらないですね。ベタつきがなくとても使いやすい商品でした。

アットコスメでの悪い口コミ
夜のスキンケアとしてはもう少し保湿力が欲しい感じ。

良くも悪くも癖がないので、香りやパッケージの華やかさを求める方には物足りないかもしれませんが、飽きのこない商品でもあります。

実際にアットコスメをご覧いただければ分かりますが、本当に悪い口コミが少ないです。みなさんハトムギ保湿ジェルには満足している感じですね。
引用元:アットコスメ
Twitterでの口コミ
ハトムギの化粧水が良すぎて・・・
保湿ジェルも買っちゃった?(???*)?ハトムギ さいこー! pic.twitter.com/3GJXq4AOnl
— きゅんた??chocobo (@kyunta0903) 2019年5月15日
ハトムギ化粧水→ハトムギ保湿ジェルって使ってるけど肌質合えばオススメしたいです...
油分避けれて全身使えてベトつかずしっとり個人的に乾燥感?突っ張る感は激減したので pic.twitter.com/io7OfidKZp
— 貴音(きのこゆき) (@takai_oto) 2019年5月9日

ハトムギ保湿ジェルの最安値はどこ?
定価が税抜900円のハトムギ保湿ジェル。せっかくなら一番安い値段で買いたいですよね。

楽天は送料が高い…。

ヨドバシは定価…。

マツキヨも定価…。

amazonは少し安い

ネット通販で買うならアマゾンプライム会員の人が一番お得だということが分かりました。
実際にお近くのドラッグストアに足を運んだ方が安く手に入る確率の方が高いので、ぜひチェックしてみてください!

まとめ
女性ではすでに愛用者の多い定番プチプラ商品「ハトムギ保湿ジェル」のレビューはいかがだったでしょうか?
通常では美容液として販売されているにも関わらず、十分な保湿力から乳液代わりとしても使えてしまうのは万能としか言いようがありません。
一般的な乳液やクリームに比べると水っぽいため油分が少なく、乾燥肌で悩んでいる人には物足りなく感じるかもしれませんが、低価格なプチプラとしては申し分なし。
また、ベタベタが苦手な人にはピッタリの使用感なので男性ウケが良さそうなのもおすすめポイント!
全成分を調べて見ても刺激性のあるものは含まれていないので、極度な敏感肌では無い限り比較的に安心して使えると考えられます。

今回紹介した「ハトムギ保湿ジェル」と同じくらい定番で、どこのドラッグストアでも見かける「極潤ヒアルロン乳液」や「豆乳イソフラボン乳液」に関してのレビューもご覧ください。